公益社団法人 青少年健康センター
テーマと要旨『オープンダイアローグ』
副 題( フィンランド発の”対話による治療”)
オープンダイアローグとは、1980 年代からフィンランドの一地方で実践されてきた対話による治療のことです。
治療者、患者と家族、友人や知人が車座で座り、考えたことや感じたことをオープンに語り合う。それだけのシンプルな手法で、重い精神病が治ってしまうというデータがあります。この手法において検討されてきた「良い対話とは何か」という問いかけは、家族関係や治療関係にさまざまな示唆を与えてくれるでしょう。今回のシンポジウムでは、第一線でオープンダイアローグの紹介にかかわり、あるいは理論面や実践面から高い関心を向けてきた多領域の専門家が、さまざまな角度から「開かれた対話」について語り合います。
日 時:平成27年10月17日(土)13時00分~17時00分(12:15開場)
会 場:筑波大学 東京キャンパス 文京校舎(地図)
東京メトロ丸の内線茗荷谷駅徒歩3分
参加費: 3,000円 当日会場 受付でお支払いください
司会: 斎藤 環先生
1) 総論 オープンダイアローグとは何か
斎藤 環先生
医学博士・筑波大学教授 当法人参与
2)ナラティブとオープンダイアローグ 野口 裕二先生
東京学芸大学教授
人文社会科学系社会科学講座社会システム分野
3)カウンセラーからみたオープンダイアローグ 信田 さよ子先生
原宿カウンセリングセンター所長
4)べてるの家のオープンダイアローグ 向谷地 生良先生
北海道医療大学看護福祉学部 臨床福祉学科教授
申込み・問い合せ:TEL・FAX ・メール又はハガキで
〒112-0006文京区小日向4-5-8三軒町ビル102
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